3月 10, 2023
ワインプラスカレッジでのセミナーを受講される方にお話をおうかがいする「受講者インタビュー」、今回は2022年の『ソムリエ・ワインエキスパート試験対策講座』を受講し、見事資格を勝ち取った山下大地さんにお話をうかがいました。
(編集部)山下さん、今日はお時間とっていただき、ありがとうございます。おそらく当分の間、破られることのないワインプラスインタビュー記事の最年少インタビュイーです(笑)。よろしくお願いいたします。
はい!こちらこそよろしくお願いいたします。
(編集部)まずは簡単に自己紹介をお願い致します。
山下大地、22歳です。生まれは石川で高校卒業後から上京して、今は都立大学のビストロで料理人として働いております。
(編集部)ソムリエ資格をとられたとうかがっていたので、てっきりサービスだと思ってましたが、料理人なんですね!
そうなんです。うちは、父がイタリアンの、兄がフレンチの料理人で、わたし自身も物心ついた頃には母とキッチンに立っていました。なので、いずれは自分もというのは昔から思っていました。
(編集部)きっかけみたいなものはあったんでしょうか?
くだらない話なんですが、高校の頃に部活の顧問とそりが合わず退部してから、時間があったので父の店を手伝うようになったのがきっかけです。あとは、モテたかったからです(笑)。
(編集部)久しぶりに聞いたド直球な理由で好感しかないです(笑)。モテてますか?
まだです(笑)。
(編集部)今後に期待しましょう(笑)。高校卒業後、すぐに上京されたとのことですが、何かプランはあったんでしょうか?
いえ、特にはっきりとした仕事先などがあったわけではなく、やはり東京の方がレベルも高いし、勉強になるからと兄に勧められて来ました。最初は、行ってみたかったお店などいくつか食べ歩き、「ここだ!」と思えたランベリー(現:naoto.K)に直談判して「働かせてください」と。
(編集部)岸本シェフに?
はい、そうです(笑)。
(編集部)ガッツありますね、『千と千尋の神隠し』みたい(笑)。
そうです、「ここで働きたいんです」と(笑)。そうしたら、なんと受け入れてくれまして。
(編集部)直談判しにいくガッツのある山下さんもそれを受け入れる岸本シェフの懐の深さもすごいなぁ。話はワインに移りますが、料理人でワインの資格を目指す方って必ずしも多いとは思いませんが、なにか理由があったんですか?
都立大学に移って、少し時間的余裕ができたのはあるんですが、将来自分で店を出すときに一人で何でもできるようにしておきたいなと思って、受講を決めました。
(編集部)実際に受講してみてどうでしたか?
今まで一応ワインは飲んできていたので、学んでいくにつれて点と点が繋がっていく面白みみたいなものは感じました。毎日セミナー終了後にLINEで7問程度の問題が送られてくるのですが、時間も10分くらいで終わるにもかかわらず、要点がまとめられていて助かりました!また、暗記モノは受験後は忘れてしまいましたが、講師の方が教えてくださったテイスティングスキルは今も役立っています。
(編集部)料理人がワインを勉強するメリットはどういうところにあるのでしょうか?
ワインを知れたことで、料理においてもアタックや余韻といった、ワインにおいて大事だと言われるポイントをこれまで以上に気にするようになったり、料理酒としてのワイン選びもちゃんと考えてやれるようになったりしました。あとは、ワインプラスを通じて、ワイン業界の方との繋がりもできました。
(編集部)ありがとうございます。せっかくなので、山下さんの今後の展望をうかがってお話を締めたいと思います。
こちらこそありがとうございます!実は今年の春から銀座のビストロヌガで働くことが決まっています。自分はクラシカルなフレンチが好きなので、将来的にはクラシックなフランス料理をベースにしたかっこいいお店を持つのが夢です!
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