3月 07, 2023
ワインプラスカレッジでのセミナーを受講される方にお話をおうかがいする「受講者インタビュー」、今回は「谷宣英のテイスティングバイブル」に参加する前の近藤雅嗣さんにお願いしてお話を聞かせていただきました。
(編集部)近藤さん、谷さんのブラインドテイスティングの授業の前に、お時間取っていただきまして、ありがとうございます。谷さんの前でのブラインドテイスティングの授業に参加されるとは、すごい勇気だなと尊敬します(笑)。
いえいえ、「外して当然」、くらいの気持ちで挑んでいますので。もちろん、的外れなことは言わないように気をつけていますが(笑)
(編集部)今日は近藤さんのワインライフについて色々おうかがいできればと思ってますので、よろしくお願いします!まずは自己紹介をお願いします。
はい、よろしくお願いします。札幌で形成外科・美容整形の仕事をしている近藤雅嗣と申します。仕事の関係もあり、月に1,2回くらい上京して、仕事の合間を縫ってワインプラスさんにお世話になっています。
(編集部)早速ですが、近藤さんがお酒を飲むようになったきっかけはなんだったんでしょうか?
父がお酒好きで家には色んな蒸留酒が置いてありました。なので20代の頃はもっぱらハードリカーを飲んでいましたね。特にアイラウィスキーの独特なピート香にはまっていました。
(編集部)アイラは最初飲んだ時、びっくりしますけど、1口2口と飲み進めているとついつい魅了されますよね(笑)
はい、はじめは煙でも入っているんじゃないかと思いましたが、気づいた頃にはあの個性が好きになっていました。
(編集部)ワインに目覚めたのはいつ頃だったんでしょうか?
ハードリカーも美味しいんですが、ずっと飲んでいると次第に疲れてきてしまって……。
そんなときにたまたま1998年のシャトー・ラフィットを飲む機会に恵まれて、あのタンニンのシルキーさと濃密さと、一気に心をつかまれました。あの頃は、ラフィットといっても1.5万円くらいで買えましたしね(しみじみ)。
(編集部)良い時代ですよね。それからどんどんワインにのめりこんでいった、と?
そうですね、30代に入ってちょうど時間的余裕も出てきて、ラフィットのおかげでワインへの興味も出てきて、まわりにワインに詳しい先輩なんかもいたりして。まずは資格取得からということでスクールに通い始めました。
(編集部)資格試験はどうでしたか?
おかげさまで一発合格させていただいて、どんどん知らないことを知っていく知的好奇心が満たされる楽しさもあって、合格後も面白そうなセミナーがあれば色々なスクールに通い始めるようになりました。
(編集部)ワインプラス以外もスクールには色々行かれているんですね。
はい、これまで結構色んなスクールに顔を出させていただきました。でも、講師陣のレベルではワインプラスさんが一番です。
(編集部)言わせてしまったようですいません(笑)
いえいえ(笑)、でもこの後の谷さんをはじめYoutubeなど画面の向こう側の人たちに教えていただける環境はありがたいです。
(編集部)こちらこそいつもありがとうございます。話は変わりますが、近藤さんと言えば、当館主催のブラインドテイスティングコンテストの初代チャンピオンですが、普段からブラインドテイスティングの修行みたいなことはされているんですか?
第一回の前は結構真剣に向き合っていましたが、最近は楽しみながらという感じです。ロジックは必要だけど、理詰めでは当たらない、感性的な部分も重要になってくるのが面白いですよね。
よくワインが趣味と言われるんですが、必ずしもそうじゃないんですよね。もっとこう生活の一部みたいな感覚です。ワインきっかけで知り合う人もいるし、毎晩の食卓にはワインをはじめなにかしらお酒がありますし、そういう感じでこれからも付き合っていけたらいいなと思っています。
© 2024 @ THE WINE EXPERIENCE Co., Ltd.