12月 07, 2022
2022年1月、広尾に誕生した「WINE plus」
ヨーロッパの洋館を思わすその佇まいから「ワインの館」と呼ばれています。
ワインを飲む、買う、学ぶがつまった「ワインの館」での体験をより多くの方にお届けしたいという想いを込めて、これまで「WINE plus」のブランドサイトに加えワインスクールの専門サイトであった「WINE plus college」は、2022年12月8日にワインの総合サイトとして生まれ変わりました。
WINE plusの誕生やオンラインサイトをオープンした背景について、運営会社であるワインエクスペリエンス代表ガスケール杏子・WINE plus館長の塩澤みなみがお届けします。
ガスケール杏子
ワインの館であり、ワインにまつわるワクワクがつまっている場所です。
何を飲んでも美味しいよね、と思っていただきたいです。
テイスティングカウンターでワインのテイスティングができる、ショップでワインを買う、スクールでワインを学ぶ、イベントに参加するなどワインのことを知り、ワインをハブに周りのワクワクを増やしていく、そんな様々な切り口での体験を提供しています。
名前の通りワインにプラスする体験や時間を大切にしたいと思っています。
社名もその想いがダイレクトに伝わるようワインエクスペリエンス株式会社として創業しました。
ワインスクールに行ったら、学んで終わり、スクールでお気に入りのワインが見つかってもワインショップで探さなくてはいけないですよね。
WINE plusでは1Fのショップでそのまま購入することもできたり、受講されているお客様に特別な割引もあったりする。これが美味しそうだから飲んで行こうかなとテイスティングカウンターを利用することもできます。
塩澤みなみ
4階建ての館内には、1階がテイスティングカウンター、ショップ、ウォークインセラー
2階ではスクール、3階にはLABOとしてキッチン付きのパーティースペースがあります。
1階はワインの管理をするために適した環境作りに徹しています。ワインセラーの中には熟成感のあるワイン、トレンドのワイン、高級なワインと様々なラインナップを約80種類ご用意しています。ワインを深堀りするのにこれは押さえておきましょうというものをソムリエ視点でセレクトしていて、ワインの価格帯も2,000円から数十万円するものまで取り揃えています。
私も以前ワインショップで働いていた経験から、買い物をするのに快適な環境とワインの保管環境とは相反するものというのはずっと感じていました。そこが悩みでもありながら、このワインプラスでは完全にワインの保管環境の方に振り切っています。決して買い物をしやすい設えではないかもしれませんが、そこはワインの品質維持という点においては絶対の自信を持っていますので、ぜひ安心してご購入いただければと思います。
テイスティングカウンターでは、シャンパーニュを1杯楽しむことができたり、3杯の飲み比べができるテイスティングセットもご用意しています。「これを1,000円で出しちゃって大丈夫?」というお声も頂きますが、そこはお客様とワインとの出会いを最優先したいと思っています。
2階は英国風の空間で、ワインのレッスンをする場となっていて、一般的にワインスクールでイメージする内装とは一線を画すインテリアが特徴です。
ワインエデュケーションの本場であるイギリスから輸入した照明や机、テーブル、調度品など細部までこだわり、行くだけでテンションが上がる空間を意識しています。3階はキッチン付きのパーティースペースとなっており、プライベート空間を貸し切ってのワイン会にご利用いただけます。
塩澤みなみ
ワイン好きの方、興味はあるけどその一歩を踏み出せなかった方にご利用いただきたいです。ソムリエを目指す方からライフスタイルにワインを取り入れたいとは思いつつも敷居が高いと感じていた方にも、総合的なワイン体験・サービスを通じてご自身にあったワインを楽しんでいただける環境を見つけていただけるお手伝いをしたいと思っています。
将来的には関東圏以外にお住まいの方にも、東京に行った時には、広尾のWINE plusに足を運びたいと思ってもらえるようになっていけたら嬉しいです。
ガスケール杏子
3つの強みがあると思っています。
一つ目は、ワインにまつわる一通りの行動がこの館で完結するということです。
ワインショップでは、ワインを買うだけ、ワインスクールに行ったら、学ぶだけという区切りではなく、スクールで知ったワインをショップでそのまま購入することができたり、カウンターではこれ美味しそうだから飲んで行こうかなと、次につながる。
ワインスクールでお気に入りのワインが見つかっても、他のワインショップで探さなくてはいけないとストレスを感じますよね。
ワインプラスで完結できるところも魅力の1つだと思います。
スクールとショップが併設されていることも魅力の一つです!
二つ目は、ワインが美味しいということ。
大前提として、WINE plusはワインを好きになってもらう場だと考えています。ワインスクールにおいては、資格試験の講座で飲むワイン1杯にしても、勉強するワインというだけではなく、高品質なものを飲んでもらいたい。という塩澤館長の熱い想いで厳選したワインを提供しています。
ワインへの圧倒的なリスペクトをベースに、どのワインを飲んでも間違いなく美味しいということにはこだわりを持っています。
三つ目は、人としてのプロフェッショナル。
スタッフが全員ワインのプロというのは勿論のこと、スクールの講師陣も、講師を専業とするのではなく、ワイン業界をけん引する最前線で活躍する方々ばかりです。教科書をただ覚えるのではなく、ワイン業界で起きているホットなトピック、業界の最前線にいるソムリエによる最新情報など、活きた知識を得ることができる講義の質には自信を持っています。
そしてお客様同士も仲良くなれる場、ワインが繋ぐコミュニティが生まれる場所に育って欲しいと思っています。
ガスケール杏子
WINE plusでの体験を、オンラインを通じてより多くの方にお届けしたいという想いで開設しました。
今までは、ブランドサイトとカレッジサイトの2つを持っていました。
ブランドサイトは、オンライン上の顔として、カレッジサイトではレッスンの申し込みができるサイトという棲み分けで運営をしてきました。今回新設した「WINE plus COLLEGE ポータルサイト」では、ワインについて知る、学ぶ、買うというワインの様々な体験の切り口を、オンラインサイトを開設することで日本全国の方にお届けできることが今からとても楽しみです。ただの申し込みをするツールとしてのサイトから、全く違う経験値をお届けできると思っています。楽しくて毎回チェックしたくなる、情報が集まる場になると良いなと。コラムでワインを知り、ECで購入したり、この先生のレッスン受けてみようと予約をしたり、アクションが循環していくサイトを目指しています。
塩澤みなみ
「WINE plus」のワインセラーからお届けします。ワインは温度、湿度、光のコントロールがとても大切です。昼間に陽が差す店内はお買い物には気持ちが良いですが、ワインのことを考えると、とても理想的な環境とは言えません。ここでは常に12℃、湿度85%で全く外光の届かない暗いウォークインセラーにワインが眠っています。人間にとっては快適ではなくても、ワインにとってはこれ以上ない環境です。WINE plusではワイン最優先で、スタッフは夏でも防寒対策をして働いています(笑)
ワインが繋ぐコミュニケーションの場として誕生したWINE plus。
オンラインを通じてその価値を広尾から全国へとお届けすべく「WINE plus COLLEGE」のポータルサイトをローンチしました。ワインを知る、買う、学ぶを叶えるワインの総合サイトをぜひのぞいてみてください。
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