僅か0.25haの粘土石灰土壌になるボーヌ1級の小区画、樹齢65年。100%除梗後におよそ7日間の低温浸漬、その後2週間を温度管理されたステンレスとコンクリートタンクとに入れられ発酵させる。木樽に移した後にMLFされ18ヶ月の熟成後に瓶詰め。
2018年は小さな赤い果実の凝縮感がチャーミングで今でも楽しめるがもう少し先のポテンシャルにも期待を膨らませる。
今飲んでもとてもおいしく実店舗でも人気のワインです。
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ピノ・ノワール100%
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【生産者の説明】
Michel Rebourgeon / ミッシェル ルブルジョン
1540年まで歴史を遡れる非常に古い家柄で、1964年にミシェル・ルブルジョンがポマールに興した蔵元。1995年以降はミシェルの娘であるデルフィーヌと、その夫で元々80年代に英国でワインビジネスに携わっていた英国人スティーヴ・ホワイトヘッドの夫妻が営む。今に至るまでずっと家族経営であった小さな造り手で、畑は合計で4.25haのみ。醸造所のあるポマールと、ヴォルネイ、ボーヌの3つのアペラシオンに畑を所有している。当初はドメーヌのセラードアで多くを販売するのみであった。既に長い間、畑では化学肥料や除草剤は一切使用していない。醸造においては野生酵母を使用し、完全にマニュアルの作業のみで伝統的な美しさのあるワインを醸している。
2014年からは除梗機を使用して破砕せずに丁寧な除梗を行い、果粒を完全な状態に維持したまま温度管理されたタンクに投入。優しくゆっくりとしたルモンタージュを行いながら、概ね1週間ほどの低温浸漬の後に発酵、グラヴィティ・システムによって地下セラーの木樽に移される。キュヴェにより12-18ヶ月程度の樽熟成の後に瓶詰め。ほぼ全てのワインに共通するのは、無理のない優しい抽出を感じさせる果実味と、且つそれぞれのキュヴェごとに十分に相応といえるストラクチャーの明瞭さである。
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