ラ・リヴィニエールAOCを構成するエロ―県内の5つのコミューンの一つフェリーヌ・ミネルヴォワから、モンターニュ・ノワール側にかなり上ったところにある"ブラマ"の一帯は、遠くにピレネー山脈や地中海も一望できる見晴らしの良い高台になっている。そこに植わるグルナッシュ・グリを100%使用し、ストラクチャー強く独特のアロマを持つ個性的な白ワインを造る。葡萄は木樽発酵されるがMLFは回避する。熟成にはラドゥー社のアリエ産オーク樽を使用して10ヶ月、さらに卵型コンクリートタンクで6ヶ月の熟成。非常に高いエキスの詰まった葡萄を使用し、グリの果皮由来のタンニンによる厚みと大きな骨格を持つ酒質だが、MLFを行わないことでしっかりとした酸を残し高い次元のバランスを取っている。
珍しいグルナッシュ・グリによる南フランスのボリュームたっぷりな上質な白ワイン。凝縮したトロピカルフルーツとバターとアーモンドの香りに、ボリューム感とバランスをとる素晴らしい酸味。
オーク樽での熟成の後、エッグタンクでさらに6か月の熟成を経たオーガニックワイン。
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グルナッシュ・グリ
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【生産者の説明】
Maris / マリス
イングランド北部出身の英国人、ロバート・エデンが世界各地での醸造経験を経てフランスに移住し、中央山塊の南西端モンターニュ・ノワールの麓になる地で1997年に立ち上げたワイナリー。
それから間もなくこの地はラングドック最初の「クリュ・AOC」-"ミネルヴォワ・ラ・リヴィニエール"として99年に認定され、ラングドックの”クリュ化”の先鞭をつけた。以降、結果的にこのクリュの歴史とほぼ歩みを一にした現在までの20数年内において、ワインメーカーとして最もドラスティックな活動を見せたことで、ワイン自体の評価もさることながら、独自の地位を築き上げた蔵元となった。2002年には早々にエコセールを取得し、その後2008年のデメテール認証は同AOC内で最初のワイナリーとなっている。
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