ベソアインの単一畑シリーズ
アルト・マイポのロス・モロス、マイポ川沿い標高650mのテラスに位置する単一畑からのカベルネ・ソーヴィニヨン。小石の多い堆積土壌。健全な葡萄の栽培に適していることから農薬は一切使用しない。手摘みで収穫、畑とセラーで2回の選果を行う。5日間の低温浸漬の後に小さめのステンレスタンクで発酵を行い、フランス産の2年樽に移してMLF、そのまま12-16ヶ月の熟成。熟したカシス、スギ、ナツメグ、ヴァニラの香り。口当たりは柔らかく、チョコレート、トリュフのような香味。きめ細やかにまとまったタンニンが心地よい。
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カベルネ・ソーヴィニヨン
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【生産者の説明】
Besoain Wines / ベソアイン・ワインズ
ブルゴーニュ大学で醸造学を修めたチリ人のミゲル・ベソアインは、その後の10年間をフランス各地およびドイツ・ファルツの各ワイナリーでワインメーカーとして働いた。ミゲルの伴侶であるアレクサンドラは、ドイツ系のニュージーランド人で、ドイツでパートナーとなった2人は、2010年に自分たちのワイナリーを構えるという夢を実現するため、ミゲルの故郷であるチリに移住した。ミゲルの父が1989年に植樹した自社畑のあるマイポ・ヴァレーにワイナリーを構え、数年間ガレージワインを産み出していたが、ほぼ同時期の2011年に家族ぐるみでチリに移住した日本人醸造家・和田恒多とやがて縁を持ち、一緒にワインを造るようになった。マイポ・アンデスのロス・モロス地区にある自社畑は、標高650mでマイポ川の南東側のほとりになるテラスに位置しており、アンデス山脈からマイポ川を吹き下る風が畑の健全性を保ち、農薬の使用を全く必要としない。当主ミゲルは先ず”アルト・マイポ”のテロワールを如実に映し出したワインを理想と考えている。また毎年マイポを含むセントラルヴァレーを中心にベストと考える単一畑の葡萄を買い付け、手摘みされた高品質な葡萄のみを用い、丁寧な醸造でテロワールが反映したワインを造っている。
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