ワインを買いブレンダーとしてブレンドして造っているシリーズのロス・モロス。
ベソアイン社の所在地の名を冠した"ロス・モロス"のシリーズは、同社のヴァリューラインとして元々アメリカ市場向けに造られ、現在も特にカリフォルニアのレストランバーで人気を博している。セントラルヴァレー産の買い葡萄を主体にするが、ミゲルとともに醸造を担い、他のチリ・ワイナリーでも活躍していた和田氏の手腕も大いに発揮されている。葡萄は5日間の低温浸漬を経て温度管理されたステンレスタンクで20日間かけて発酵され、その後原酒の10%を木樽で、残りはステンレスタンクで12ヶ月の熟成を経て瓶詰め。
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カベルネ・ソーヴィニヨン
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【生産者の説明】
Besoain Wines / ベソアイン・ワインズ
ブルゴーニュ大学で醸造学を修めたチリ人のミゲル・ベソアインは、その後の10年間をフランス各地およびドイツ・ファルツの各ワイナリーでワインメーカーとして働いた。ミゲルの伴侶であるアレクサンドラは、ドイツ系のニュージーランド人で、ドイツでパートナーとなった2人は、2010年に自分たちのワイナリーを構えるという夢を実現するため、ミゲルの故郷であるチリに移住した。ミゲルの父が1989年に植樹した自社畑のあるマイポ・ヴァレーにワイナリーを構え、数年間ガレージワインを産み出していたが、ほぼ同時期の2011年に家族ぐるみでチリに移住した日本人醸造家・和田恒多とやがて縁を持ち、一緒にワインを造るようになった。マイポ・アンデスのロス・モロス地区にある自社畑は、標高650mでマイポ川の南東側のほとりになるテラスに位置しており、アンデス山脈からマイポ川を吹き下る風が畑の健全性を保ち、農薬の使用を全く必要としない。当主ミゲルは先ず”アルト・マイポ”のテロワールを如実に映し出したワインを理想と考えている。また毎年マイポを含むセントラルヴァレーを中心にベストと考える単一畑の葡萄を買い付け、手摘みされた高品質な葡萄のみを用い、丁寧な醸造でテロワールが反映したワインを造っている。
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