自然酵母で発酵、ステンレスタンクで滓とともに寝かされる。
ドライですっきりとしたスタイルで、果実味が存分に楽しめるロゼワイン
スレートの斜面のシュペートブルグンダーを使用。
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シュペートブルグンダー、レゲント
アルコール: 12.5%
総酸度: 5.4 g/l
残糖度: 1.8 g/l
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【生産者の説明】
Cantzheim / カンツハイム
2016年がファーストヴィンテージのカンツハイムは、登場とともにドイツワインの専門誌などで一気に注目を集めた新進気鋭の生産者です。
当主のアンナはフランスのモンペリエでブドウ栽培と醸造について学んだ後、ブルゴーニュで経験を積み、その足でニュージーランドのネルソンに飛びリースリングやピノ・ノワールで彼女自身の初めてのワインを造り上げました。その後はモーゼルのトップ生産者であるマーカス・モリトールに加わり素晴らしい能力を発揮、さらにはビショフリッヒェ・ヴァインギューター・トリアー(トリアー司教管轄の醸造所)で国際的に活躍します。
その後アンナは出産のためワインの世界から離れ、彼女の新しい故郷となるザールのカンゼムで穏やかな生活を送っていました。そんな2015年のある日、彼女がベビーカーを押しながら散歩をしていた時に発見したのが、後継者不在で手放されそうなカンゼムで最も急斜面であるゾンネンベルクの銘醸畑。そこからは人の縁の妙、アンナは同じような状況にある10人の所有者から合計2haの畑を譲り受けることになります。ヴァイングート・カンツハイムの誕生です。それからさらに1年でアンナは彼女の才能に感銘を受けた引退間近の生産者からも多くの素晴らしい畑を譲り受けました。
モーゼルの中でも最も冷涼な土地であるザールで、立っているのもやっとの急斜面で素晴らしいリースリングを栽培し、丁寧に伝統的な手作業でワインを造るアンナの姿はとても効率的とは思えませんが、世界の他のどのワインとも違う奥深さ、繊細さ、優雅さをを備えるワインを造るという信念が、今のアンナを突き動かしています。
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