ティンタ・ピニェイラはルフェッテとも呼ばれるダオンで古くから栽培されている品種。病気に弱く栽培は難しいが、完全に熟すと華やかで構成要素がしっかりとしたワインとなる。樹齢35年。開放槽でゆっくりと発酵(全房発酵30%)。225Lの古樽で16カ月間熟成。
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ティンタ・ピニェイラ
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【生産者の説明】
Textura / テステューラ
ダオンはポルトガルにブドウが伝わった頃から始まり、イスラム系ムーアの侵略中もワイン造りは途絶えず、レコンキスタ後の中世には聖職者によってかなりレベルの高いワインが造られていた産地。1930年代からの政府による半鎖国政策、40年代からの政府介入による協同組合システムで大量に安いワインを供給するエリアとなってしまい且つての評価を落としていたが、EU加盟以降は一気に現代化が図られ、小規模で意欲的な生産者が増えて、ワインのクオリティは年々向上している。
テステューラは2018年に始まったファミリープロジェクト。ポルトガル本土で最も標高が高いエストレーラ山脈の麓にあるワイナリー。元々は羊毛の繊維工場だった所をワイナリーに作り替えて使用。ワイナリー名のTexturaもそこから来ているが「ワインのテクスチャーを大切にする」という意味も込められている。ブドウ畑は標高500mを超える高地にあり、純粋な花崗岩土壌。標高の高さと土壌の特徴からダオンの中で最もエレガントなスタイルと言える。
現地で注目を集めるブティックワイナリー。
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