かつてのロワール川の河床であった沖積砂と砂利土壌に植えられた複数区画で10haになるロゼ専用のカベルネ・フランを使用。ワインにフレッシュさを与えるため2/3はダイレクトプレスで、1/3はセニエで仕立てる。カベルネ・フランのほろ苦さがアクセントになっている非常に繊細なロゼ。
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カベルネ・フラン100%
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【生産者の説明】
Jean-Maurice Raffault / ジャン モーリス ラフォー
1693年にマチュラン・ボトローが設立後、14世代に亘り、シノンでワインを造り続けてきた長い伝統ある蔵元。現当主ロドルフの父ジャン・モーリス氏は、1973年に父親から当時僅か4.5haのみの葡萄畑を受け継いだ後、地道に地域内の優良区画を購入し続け、最終的にドメーヌの地所は現在までに7つのコミューンに亘る50haにまで拡大。同氏はシノンの地全体の隆盛にとっても重要人物と見做され、元々この地でテロワールの違いに基づいた区画ごとのワイン醸造を行った最初のワインメーカーであった。区画名を冠して個別に各種銘柄をリリースするというのもシノンでは初めて同氏が手掛け、地域内の他の優良生産者の方向性にも大きな影響を与えた。
2009年より実質的な完全有機栽培に移行し、2019年から全ての赤の単一区画で有機認証を取得した。伝統に根差しながら丁寧なワイン造りを行う同地のトップ生産者と言って過言で無い。
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